1月の誕生石
ガーネット
GARNET
ガーネットは1月の誕生石としても伝わる、宝石に分類される石です。
和名を柘榴石(ざくろいし)と呼ぶ美しい赤ワインのような色合いをしています。
この石を初めて手にした時の感覚は、触った感触が滑らかだということ。
恐らく粒子自体がとても細かく、水晶以上に表面がつるつるしています。
そして次に気づくのがその重さ、同じサイズの石に比べてずっしりとした重量感があります。
当店でも4Aクラスと最高級5Aクラスで価格が大幅に違いますが、弊社仕入の段階で品質による価格差が大きくあることが原因です。
最高級クラスになると、光を通して見た時に赤に紫というか、ピンクに近いような色合いが入った明るいワインレッドになります。
夜や室内では一件黒っぽい石に見えますが、昼間は美しいワインレッドが美しい石です。
女性はもちろんですが、男性がガーネットを着けていてもとてもかっこいい石だと思います。
ターコイズやラピスラズリ、水晶と並んで、古代エジプト時代のお守りとして用いられてきた、最も古い宝石の1つです。
2月の誕生石
アメジスト
AMETHYST
古き時代から宝石として人々に愛されてきたアメジスト。
2月の誕生石としても知られています。
和名を紫水晶と言う通り、水晶の中の紫を帯びたものを指します。
アメジストは一般的に癒し、また慈愛ということで、人を愛し愛される意味合いも伝わっています。
アメジストの優しいオーラは、その人の心身を平常の状態へ調整してくれます。
人は心に余裕がないと、どんどん自分勝手に、相手の立場で物事を考えられなくなりがちです。
アメジストはそんな心を落ち着け、余裕を持たせてくれることで、相手の立場で考えられたり、優しい一言をかけられたり、前向きに考えられるようになります。
その明るく優しい人柄はきっと多くの人を惹きつけ、真実の愛へと導いてくれるでしょう。
また恋愛だけでなく、家族や職場、友達との関係も好転していきます。
3月の誕生石
アクアマリン
AQUAMARINE
アクアマリンはジュエリーにも使用される美しい石です。
海のような優しい、明るい色合いは実物を見ると想像以上に綺麗だと感じます。
ブルー系の石は冷静沈着、判断力といった意味合いが多いですが、この石は内面的な癒しや人との関わりの意味合いを持っています。
最近は幸せな結婚へと導く石として、人気が高まっているようです。
透明感のあるアクアマリンも綺麗ですが、ミルキーアクアマリンも優しい可愛らしい色合いをしています。
4月の誕生石
水晶
ROCK CRYSTAL
水晶は古来より世界中で特別なパワーを持った石として伝わってきました。
水晶には主に
・ 悪いものを浄化し、守ってくれる『お守り』としての意味合い
・ その人が本来持っている潜在能力を引き出してくれる(妨げるものを退けてくれる)意味合い
・ 空間を浄化してくれる意味合い
・ その他の天然石のパワーを強めてくれる意味合い
などが伝わっています。
持ち主に代わって悪い気を吸い取って浄化してくれたり、古来は寺院などを建立する際に土地に水晶を埋めたりしました。
また占い師が水晶珠を覗き込んで未来を予知したり、占ったりするのは占い師が持っている特別な能力を引き出すために使用されたと言われています。
最近ではスポーツ選手がネックレスなどにして身に付けているのを多く見かけますが、これも同様です。
また人だけでなく、他の天然石と組み合わせることで、そのパワーストーンのパワーも引き出し強めてくれる意味合いもあります。
神秘的で水のように美しい天然石で、一本は持っておきたい天然石だと思います。
5月の誕生石
エメラルド
EMERALD
エメラルドは5月の誕生石としても知られるグリーンが美しい石で、ダイヤモンド、ルビー、サファイアと並んで宝石として広く人気のある石です。
エメラルドは、緑柱石の一種で、日本の呼び方では翠玉と呼ばれます。
世界最大の産出国は南米コロンビア共和国やブラジル連邦共和国、アフリカのジンバブエ共和国やザンビア共和国でも少ない量ではありながら産出されています。
南米全土で75%以上も採れるもので、宝飾として販売される製品の多くが南米産のエメラルドです。
エメラルドは古代ギリシアや古代ローマでは、占星術に利用されており、エジプトプトレマイオス朝ではクレオパトラもそれを信じ、コレクションとして多くの宝飾を集めていたと言われています。
このことから、美しさや富裕、権力的象徴として例えられ、宝飾やパワーストンとして身に付けることで、クレオパトラのように、美と豊かさと権力を手に入れることが出来、本来の宝石ことがにあるような結婚運や恋愛運、家庭運を上昇させる効果があると信じられています。
また、エメラルドには、これを持つことで精神力を向上させる効果があり、身に着ける人に自信を持たせ、目標達成のエネルギーをみなぎらせ、企業経営者が持つことで成功をおさめるとも言われています。
6月の誕生石
ムーンストーン
MOONSTONE
月の満ち欠けによってその輝きを微妙に変化させ、古代より月の光が宿る『月の石』『聖なる石』として大切にされてきました。
6月の誕生石としても伝わっています。
光が当たると月のようにぼんやりと青く光る現象はシラーと呼ばれ、その色によってムーンストーン、青く光るものをブルームーンストーン、その中でも透明感の高いものをロイヤルブルームーンストーン、またオレンジやブルーなど7色に光るものをレインボームーンストーンと呼びます。
この石は月の石とされるだけあって、女性の象徴でもありますが、最近男性からも人気があります。
内部から光る美しさはとても幻想的です。
ムーンストーンは持つ者の意識を高いステージへ導き、向上することに喜びを感じるようになるナビゲーターです。
また『旅の石』とも言われ、旅の安全を守るお守りとして昔から用いられてきました。
感情や感受性、直観力に影響を与えることから、情緒的なバランスを保ち、感性を豊かにしてくれます。
また愛を満たしていく『恋人たちの石』とも呼ばれ、穏やかに続く永遠の愛を約束します。
7月の誕生石
ルビー
RUBY
燃える炎を閉じ込めてしまったような朱色に輝く宝石、ルビー。
その名はラテン語の赤を意味する『ルベウス』からきています。
宝石としては言わずと知れた天然石ですが、古くからスピリチュアルストーンとして扱われ、危険や災難が近づくとその色を変えて持ち主に危険を知らせてくれるとも言われています。
赤い石の女王。真っ赤な色を不滅の炎に例えて、不死身の力を授け、情熱や深い愛情に恵まれると伝えられています。また論争や議論での成功を収め、戦場では敵を破る「お守り石」として崇められたといわれています。
ルビーの赤色は情熱と自由を意味しており、持つ物にやる気とパワーを与えると言われています。
赤とも紫とも言えない何とも不思議で引き込まれる色をしています。じっと見ているとこの石の静かでひたむきな情熱のパワーを感じることでしょう。
強烈な一時的なパワーというよりは、生涯を掛けて守りたい家族や、達成したい仕事や夢などに向かっていく背をそっと後押ししてくれます。
逆に自己中心的な心を持つようになると、敏感にそれを察知し効力を失ってしまうという精神性の高い石でもあるといわれます。
8月の誕生石
ペリドット
PERIDOT
8月の誕生石として有名なペリドット。
古代エジプトでは『太陽の石』として太陽神に見立てて崇拝されたパワーストーンで、太陽のように持つものにポジティブなエネルギーを与え、 邪悪な物から身を守る石とされていました。
現在でもエジプトの国石として重宝されています。
また、ローマでは「イブニングエメラルド」と呼ばれ重宝されていて、夜の暗闇でも発色が良いため協会の装飾に使われていました。
現在ではドイツのケルン大聖堂には200カラットを超えるペリドットが聖堂を飾っています。
ペリドットはその屈折率の良さやエネルギーから、明るさ、希望、勇気に象徴されていて、どうしても自信が持てない人や、自分のネガティブさにコンプレックスを感じる人などは
身に着けるとポジティブなエネルギーで前向きな思考や行動を与えてくれると言われています。
そういった前向きさを得ることで、自身の魅力を輝かせ、美しさを引出してくれる事でしょう。
また、石言葉は「夫婦の幸福」で、夫婦の絆を深め、夫婦の幸せを守ってくれる石と言われています
9月の誕生石
サファイア
SAPPHIRE
澄み切った空のように、静かな海の底のように神秘的に輝く青い石。
サファイアは宝石として知られていますが、その語源はギリシャ語で青を意味する「サフェイセス」からきています。
中世ヨーロッパでは、 サファイアをつけた聖職者が 人々に触れると、苦痛をとり祝福を与えてくれるとされ、 神の祝福を受けた宝石として大切にされてきました。
清らかな精神をあらわし、昔から聖職者が身に付けていた石でした。
それは天を、海を象徴するサファイアには神から授かった知恵と愛、そして予言力が備わっていると考えていたからです。
宇宙に広がるエネルギーを集め、豊かな直観力と決断力を与えてくれるといわれています。他にも持ち主を邪悪なものから守る力があるとも言われています。
またサファイアの優しさが人の心にやすらぎをもたらし魅力をもたらす神秘的な作用があるといわれています。
サファイアをお守りにしていると、この石に守られていることを感じ、人生の中の大きなチャンスや運命的な出会いを本能的にキャッチし、確実につかんでいくことが出来ます。
10月の誕生石
ローズクォーツ
ROSE QUARTZ
美しい優しいピンク色のもやを思わせるロマンティックな石、ローズクォーツ。
この石は別名、愛と美の女神「アフロディーテの石」とも呼ばれ、真実の愛と美的感覚を育むパワーを持っていると言われています。
数ある天然石の中でも、最もかわいらしいピンク色に染まった乳白色のような優しい色をしています。
古来から多くの人達に愛されてきた天然石です。
一般的に恋愛運アップと言えばローズクォーツと言われるほど、恋愛運のパワーストーンとして有名ですが、愛に破れ、心が傷つき、寂しいときに心底力になってくれるヒーリングストーンとしてのパワーを強く持っています。
過去にあった何かしらの原因(トラウマ)が自信を失わせたり、本来の自分らしさを出す邪魔をしている場合がありますが、ローズクォーツはそんな心の傷を優しく包み込んでくれ、本来の自分を取り戻しながら自分を好きになれる意味合いを持っています。
自分を愛することで、はじめて人を愛することが出来るようになる、そんな深い意味合いの石です。
はじめてこの石を手にすると、心が穏やかになり、優しい気持ちで満たされていくのが感じられるかもしれません。
本来の自分を取り戻し、新しい愛をみつけ、美しく輝く魅力を身につけられるようローズクオーツが見守ってくれるかもしれません。
11月の誕生石
シトリン
CITRINE
昔も今も、商売の繁盛と富をもたらす「幸運の石」や「健康的な美」の象徴され、大切に扱われてきました。現在では11月の誕生日としても知られています。
心身を落ち着かせ、潜在能力を発揮させるエネルギーを持っているため、穏やかにその人の芯を強くし、目の前にある現実に信念を持って取り組むことをサポートしてくれると言われています。
富や財をもたらすだけではなく、財の流出を止めるとも言われ、人々に珍重されており、お金を使いすぎたり、衝動買いを抑えてくれるでしょう。
自分にとって必要な支出を見極め、無駄な出費を減らすように働きかけてくれると言われています。また、潜在能力を引き出し、心身のバランスをとって暖かいパワーで神経をリラックスさせストレスを解消するとも言われています。
また古くから太陽に例えられ、心の中の暗い影に光をもたらしてくれる石としてお守りとしても珍重されてきました。
その効果は現在にも伝えられ、失われた自信や希望を取り戻し、生きる意欲を高め、失望から這い上がるパワーをもたらしてくれる希望の石です。
12月の誕生石
ターコイズ
TURQUOISE
ターコイズブルーと色の名称にも使われるくらい、美しい天然石、ターコイズ。
別名「トルコ石」とも呼ばれ、12月の誕生石としても親しまれています。
ターコイズは、古代より世界各地で神性なる石とされてきた歴史を持っています。
ペルシャ(現在のイラン)では約6000年前から採掘され、古代エジプトの初期の古墳や古代インカ帝国の財宝の中にもこの石の装飾品が多数見つかったことから、ラピスラズリや水晶と並んで最も古くから人類との係わり合いを持っている天然石です。
エジプトでは、オシリスとイシス両神に捧げられました。
ネイティブアメリカンは、宇宙と一体になるために使われ、チベットでは三大医療石のひとつとされました。
またペルシャ人の間では、新月の下でターコイズに願いを託すと幸運を呼ぶとされました。
アラビア鉱物書には、勇気とやる気を身につけ、邪悪なものや迫り来る危険から身を守るパワーを持つ石と記述があります。
さらに思考力や意志力を強化し、ストレスを軽減してくれる働きもあります。